BL小説 緑土なす(4) 天から降る黄金の花弁 ネタバレ注意。結婚式までの話(^^)

大好きなシリーズです。

ネットのBL小説で、これだけ世界観ができてるものがあるんだ~って

初めて読んだ時は感動しました。

その後、リブロは、素敵なBL小説を、ネットから拾い上げて出版してます。

本作は、ネットではなく描きおろし。

兄上さまと王様の、結婚式までの顛末です

緑土なす 天から降る黄金の花弁 [ みやしろちうこ ]

緑土なす | 推しBL探ブロ (veteranmama.com)

推しBL小説レビュー | 推しBL探ブロ (veteranmama.com)

1章、来年の秋のために

2章、セイセツ王国

3章、秋はきた

4章、幻獣の王と黄金の花

金髪碧眼の、ものすごい麗しい一族である王族。

姿かたちは人間ですが、異能の持ち主で

まぁ、はっきり言って人外の存在です。

だからなのか、遺伝子として、同族しか求めない。

近親結婚当たり前、の世界です。

遺伝子が偏っているためか、ある病気に致命的に弱く

今の王以外の一族は、病気で全滅してます。

最後の王となった今世王・レシェイヌは、孤独の中で一人生きていて

それでも、昔の契約にのっとり、ラセイヌの民を導く王として

死ぬまで、民を導くこと決心してました。

どう孤独かっていうと、チンパンジーの中に一人人間がいるような感じかな?

すごい疎外感だよね。

そんな時、昔一族から離れた、人間と王族のハイブリッドの「兄上」を見つけます

さっき言ったように、王族と人間が交わることは、ほぼほぼないのね

チンパンジーと同衾するようなものだから

でも、ごくまれに、王族の食指が動いて、混血の子が生まれるんだけど

その子は、ものすごく王族からモテます。

見た目はどうかしらないけど、遺伝子なんだろうな~、王族がむらがっちゃう。

そんな兄上を見つけたレシェイヌは、もう、兄上・ラフォスエヌを溺愛するんですが

一般常識の人間世界の中でも、隔離された辺境で育った兄上さまは

王族の相手をする、男の相手をする、父が同じ異母兄弟である、っていう

三大タブーに、絶対拒否、断固拒否、死んでもいや、って逃げ回り

でもそこは王様、異能の人だから、部屋の扉はあかなくなるし

兄上が、ほんとにひん死になるまで抱きつぶしちゃうのね。

これが、シリーズ最初の頃にあって

このシーンは、今でもこのシリーズを読む時に読み飛ばします。

田舎には戻れないし、王族だって言われても信じられないし

それでも、王様が狂っちゃうから、王宮にはとどまって

好きな庭いじりだけ、させてもらううちに

今世王が、また致死の病気になっちゃって

そしたら、兄上さまは優しい人だから、頑張れ、って手紙送って

さらに、自分が作った薬を贈ります。

兄上さまは自覚がないんですが、薬学の方に異能を持つ人だったのね

兄上がさらわれたり、いろいろあると、王様や王様配下の灰色狼が

必死に助けてくれたりして

兄上さまは、自分が王族だって、改めて自覚し

孤独な弟を慰めるため、っていうのと、自分の居場所っていうのと

最終的には、美しい弟を愛するようになったので

弟王のプロポーズを受け入れて、結婚の約束をします。

約束したんだけど、まぁ、家族でもいいんじゃないか、今のままでいいんじゃないか?って言う感じを

ずっと持っていた兄上ですが

実は、王族と混血の子では、寿命が全然違うのね

混血の子が短い。

だから、結婚した、って王族の文書に遺すとか、いろいろ

遺される弟が望むなら、なんでもしてやろう、って兄上が決心した話が

前巻です

で、そんな二人が、結婚式への日々を送っているところに

隣国、っていうかラセイヌの属国のような国で病がはやり

兄上の「オマエ草」が、特効薬のように効果がある、ってわかります

はじめは、薬草だけを贈るつもりでしたが

兄上が植えると、草の生育が異常に早まるので

緊急だってことで、兄上さまが隣国へと出向きます。

王様は寂しいのですが

基本、兄上がやりたい、ってことは何でもさせてあげたい人なので

兄上の派遣を許します。

離れている間、文通するんですが

兄上は無口な人ですけど、手紙だといろいろ書いてきてくれるので

今世王は、その手紙がとってもうれしい。

さらに、草の生育がものすごいので、兄上が、予定より早く帰国することになります。

王様は、とっても喜んで、迎えのために国境へと急ぎますが

隣国は、兄上に自分の国の王になって欲しい、とかいいだして

帰国を阻みます。

王様は、大事な兄上を、家畜のように追い回すか?!って激怒して

異能をふる公開しちゃいまして

リーサルウェポンのように、隣国の兵をなぎたおします。

ただ、激怒しすぎて止まらず、止められたのは兄上に名前を呼ばれたときでした。

兄上は、普段およそ王族のようではないんですが

今世王が人外になっちゃって、言葉を発しない今

従者たちの提言を選んで指図するという、とっても王族らしくなります。

かっこいい

そして、二人は無事に母国へと戻り

隣国とは国交断絶

次は、盛大な結婚式場面ですね

で、新婚初夜の話がわらえるの!

兄上さまはいろいろ無垢なので

知らないことがたくさんあります。

王様は、14歳まで王族仲間と暮らしていて

王族たちは奔放でしたからね

しゃぶるのも、こするのも、いろいろね

でも、兄上さまは知らないから

丸のみにされた!!って絶叫しちゃうのね~

うふ

新婚さんは、少しずつ学んでいけばよいわ

って感じで読了です。

このシリーズ、ほんとに素敵ですが

私は4冊目のこれが、一番好きです

是非、全巻読んでみてくだいませ。

熱烈おすすめです(^^)

緑土なす 天から降る黄金の花弁posted with ヨメレバみやしろちうこ/user リブレ 2021年01月29日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

読んで下さって、ありがとうございます(^0^)

この記事が、読みたい本のヒントになるとうれしいです

(このブログには、プロモーションが含まれています)

私のつたないネタバレでは魅力は伝えきれないので

是非、購入して読んでくださいませね!

応援クリックしていただけると、励みになります。 m(_ _)m

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ

にほんブログ村