作家買いです。
超絶人気のある作家さんではないんですが
私は、この人の話がとても好きなのですよ。
物語展開がきちんとしてて、その上でエロがある。
とってもおススメ(^^)
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1~4話
異人の助手×年上技師のお話です。
明治末期、電力のために水力発電所とかが作られ始め
地方廻りをしている技師の佐伯。
彼の従者は、メガネをかけた大柄な男でエド、と呼ばれてます。
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ある地方で、でっかい無口でトロイ大男を佐伯が雇い
雨なので招き入れたら
トロイのは、眼が良く見えないからで
言葉もよく分かってない=異人、だとわかります。
留学経験のある佐伯が英語で話しかけると通じて
佐伯は、彼を従者として連れ歩くようになります。
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佐伯の師匠は中原で
佐伯は、武士の子でありながら商家に奉公に出され
見栄えが良かったのと後見がいないことから、男たちの慰みものになってました。
それを見とがめた中原が、拾い上げ、育てた子で
その過程で、男×男関係もありました。
中原の妻は子供が産めず、妾は許容しても、中原の男関係に激怒して
あやうく佐伯は座敷牢で放置死するとこでした。
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独り立ちさせても、精神的に佐伯は中原に依存していて
それを知ったエドは嫉妬します。
ずっと傍にいたい、って
ただ、エドの視力は日々落ちているようで
どれだけ側にいられるか、って
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エドが、よるべなく自分に頼る姿に佐伯は
自分が中原に頼るのと同じものをみて、突き放せず
エドが求めるままに、身体も与えます。
ってとこで、上巻終了。
下巻も書きます(^^)
[著者]たつもとみお
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明治従属タングステン 上(1)posted with ヨメレバたつもとみお KADOKAWA 2021年07月16日 楽天ブックスAmazonKindle