4巻にして、初代のお話となります
元は龍の体でしたが
人間との戦争で、世界が崩壊しそうになり
神様から、滅亡を宣告されますが、竜王となったホンロンワンが
自己犠牲で仲間を守りたい、って言い出したので
神様に、条件付きでゆるされます
魂精を得る相手を見つけること
最弱の人類であるアルピン族を庇護すること
[著]飯田実樹 [画]ひたき
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序章
1章、竜王と運命の子
2章、エルマーン建国
3章、愛を知る竜
4章、初めての卵
5章、愛を継ぐ御子
6章、別離
7章、若き竜王の誕生
君に贈る言葉
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魂精をくれる者
子孫を生んでくれるもの、を探しまくったホンロンワンが
たどり着いたのが、戦国時代の日本でした
5歳の龍聖に片鱗を見て、大人になったら迎えに来る、って
で、大人になって迎えにきたら
これから、身体に三本爪の痣を持つ子が生まれたら
龍聖と名付けて、こちらの世界によこすように、って
まぁ、この時代に
龍神様のとこに行く、ってなると、人身御供だわな
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で、エルマーンに来た龍聖ですが
当時の竜たちは、人間って体になじまないから
裸だったりもするし
服とかは、対龍神戦争で廃墟となった人間世界から
かっさらってきたものばっかりなのね
だから、サイズが合ってなかったりします
で、ホンロンワンは、人間である龍聖を愛することで
人間とは、ってのを学んでいきます
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人間の龍聖が、リューセーになるとき
身体が作り替えられて痛かったりするのも、初代が初めてだし
アルピンたちの、家を、せめて藁でつくれば、って教えてくれたのもリューセーです
あと、人間界からエルマーンにきて、言葉が通じないのね
以降、日本語を学んだ従者がつくようになるけどね
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龍は雌雄同体で、分離してから夫婦になってるので
夫婦のいつくしみ、ってのを知らなかったのね
でも、ホンロンワンは、リューセーを抱くことで、情愛を知っていきます
で、アルピンにも倉庫に行って、鍬とかを選ばせることを
リューセーが提案するのね
で、ついにリューセーが卵を産みますが
初めてだったので、魂精をあげなかったので、石化して死んでしまいます
リューセーは、とても落ち込みます・・
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年月が苦しみを癒し、龍族の女性がアルピンの産婆のおかげで出産できたりする中
ついに、リューセーは王子の卵を産み、無事に孵化させます
リューセーが、ルイワン王子に子守唄を歌うと
ホンロンワンは歌いませんが、半身の龍の方が、歌いだします
こうして、龍は幸せだと歌う、ってことを覚えるのね(^^)
☆
でも、ホンロンワンは、龍体の時から、不死のように長命だったので
ついに、人間体の寿命がきちゃいます
まだルイワンは完全に成人していないので
ホンロンワンは、リューセーに後見を願って、亡くなります
そして、ルイワンが成人すると、今度はリューセーが亡くなりますが
その懐には、初めての卵で石化した子をずっと、抱いてた、ってわかります・・
☆
ルイワンは、人間との交流をしてみたい、って考えます
龍とともに現れたエルマーンの人たちを見て
諸国は怯えますが、外交を受け入れる国にあらわれ
それを見届けてから、リューセーは亡くなります
☆
さて、ルイワンは特殊な力をつかい
さらってきた人間から、文字を習ったり、家具作りを習ったりして
(返す時には記憶を奪って、宝石をもたせてあげた)
使者や、外国ができるようになったころ
次代のリューセーが降臨します
ってとこで、4巻は終了です
4巻の終わりに、9代目のリューセーが
アルピンの学校を作ったとこと
タンレン×シュレイの両片思いが
ちょっとづつ歩み寄ってくお話が
番外編みたいに描かれてますね~
本作も、とってもおもしろかったです
次巻も読みます(^^)
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空に響くは竜の歌声(4)黎明の空舞う紅の竜王<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】
[著]飯田実樹 [画]ひたき
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空に響くは竜の歌声 黎明の空舞う紅の竜王posted with ヨメレバ飯田実樹 リブレ 2017年08月 楽天ブックスAmazonKindle