大好きなシリーズです。
はじめはネット小説でしたが
人気が出て、最近は書き下ろし
うれしい(^^)
あと、漫画化も始まってます
紙媒体で1冊にまとまったら購入する予定(^^)
☆
春告の祈り
甘い蜜月は獣と共に
かつての孤狼は朱に願う
あとがき
☆
チカは、医者でしたが、こちらに召喚され、その際に若返ったんですが
現在、番のゲイルとダグラスに愛され、支えられながら
医療の道を進んでます
で、医療に不可欠な薬草、薬について、調べたくなったチカ
二人に頼んで、珍しい薬の獲れる場所へと、行ってみることに。
☆
スバルは薬剤師で、こっちに召喚され
ヴォルフという狼頭の男性に保護されます。
スバルの爺様がマタギだったので
貴族で肉処理とかしたことのなかったヴォルフを
いろいろ手伝って
小屋の修繕、肉の保全、とか一緒にしてますが
スバルの力に「春告の祈り」という
種に祈れば、スバルの想像するものが、なんでも生える、って力が
あるってわかります
その力で生えた薬草が、まわりまわってチカのとこに届いてみたい
☆
ただ、スバルの召喚はハンパだったようで
魂と肉が引きはがされる激痛が、どんどん起こるようになり
それへの対処が、こちらの世界の人間との魔力交流
一番てっとり早いのが「せっくす」でありました
で、ヴォルフは、口下手だし、発作みたいな最初の時に
問答無用で、スバルとのことが無理やりになっちゃって
その結果、仲良しだった二人の間に亀裂が入ります。
事後にいろいろ説明されて
スバルは納得しますが、まぁ、ヴォルフの方は
もともとスバルに惹かれていたから、こじれちゃうのね
☆
チカの移動には、同じく医療関係者であるミンツが同行し
ミンツの側には番のグレンがいます。
で、行き先の森はグレンのふるさとでもあるので
エルフ族とか、いろいろ交流を温めながら森を進むチカたちです
☆
そしてスバルと邂逅
ゲイルたちも、スバルとチカが同じく召喚者だとわかり
いろいろ静観ですね
スバルはチカと出会えてうれしいの
で、ヴォルフは最初警戒しますが、まぁ、こちらも静観
チカは、すぐにスバルとヴォルフの関係を察しますが
こじれてるのもわかるのね
そんな時に、ヴォルフを追い出したレバルクって奴が
エルフのルースをつかって
チカ、スバル、ミンツを、チカの子供・リヒトをネタに拉致
愛する番をさらわれた
ゲイル+ダグラス、ヴォルフ、グレンは、烈火のごとくにレバルクの城へ
☆
チカがレバルクのとこに連れ出され
その間に、スバルが、力全開で種から竹を爆誕
竹の急激な成長で城は竹が突き破り、竹やぶのようになり
その中で、チカのところにゲイル到達
みんなも解放され、スバルは、チカたちのアドバイスで
ヴォルフに愛を告白、ヴォルフも答えてハピエン、のところを
ヴォルフをかばってスバルがひん死
チカの癒しの力のために、ヴォルフの魔力、ゲイル+ダグラスの魔力を
総動員して、スバルは助かります
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今回のお話、好きだな
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レバルクは、前王を殺し、今の王・セリオンを毒殺未遂だった、ってわかり
ヴォルフに成敗されます
で、年若い王様は、実は男(アニマ)ではなく女性(アニムス)で
獣頭の王国では、女性の地位が低く
殴られたりもする地位だったようで
セリオンは王座を返上、国は王国から共和国へと変貌(選挙ありね)
これからは、アニムスも幸せに暮らせる国にしたい、って
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さらに、ミンツは森に捨てられていた子でしたが
その両親は、獣王国の二人、ヴォルフの両親でした
獣王国で、ミンツのように獣人として生まれた子は
殺されるのね
でも両親は、せめて、って森に捨てにいき
それで母は心が壊れたんだって
でも、ミンツをみて、すぐに我が子だってわかり、すこし治癒できるようになりました
うん、いいわ、伏線回収!
今回も、森の中の淫魔たっぷりのお花で
ダグラス+ゲイル×チカはたっぷり読めたし
ヴォルフ×スバルも、よかったわ~
次巻も出てるようなので
楽天ポイントが入ったら、ポイント使って買います(^^)
おススメの一冊でした
[著]茶柱一号 [画]ソウスケ : 鯨爺じん : 河野サカナ
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漫画化版が出ていて
名手・松基羊作品で、これが素晴らしいの!
おススメ
[著]松基羊 : 茶柱一号(DeNIMO刊)
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