BL小説 愛を与える獣達(金色の獅子と月の舞人) 茶柱一号 最新刊のネタバレ注意。キリルとアルベルト出会い編&バレンタイン。

大好きなシリーズです。

異世界に転生しちゃったチカちゃんは

人族ということもあり、性奴隷にされて辛酸をなめます。

ですが、生き抜いて、幸せな番をゲットして、今は子持ちです。

前世でゲイであることを隠していたチカさんですが

こっちではガチムチ&ケモミミ&二人夫で、子供まで産めて、大満足ですね。

で、本作は、チカに番であるダグラスに兄の現王・アルベルトと、人族のキリルが、愛しあうまでのお話です。

金色の獅子と月の舞人

絆の祭りのそのあとで

チカユキさんのデートな日々

愛に蕩ける獣達

あとがき

人族というのは、本当に迫害される種族なのね。

だから、権力のない人たちは、仲間の人族を守るためには

森の奥で隠れ住む。ってことしかできない。

キリルもそんな村で、幸せにくらしてました。

熊族の兄さまに、プロポーズ寸前だったし

村長でもある、獅子族の父親にも愛されて育った。

でも、ある日、人狩りが押し寄せてきて

父親は目の前で殺され

兄のようだった熊も消息不明。

キリルはとっても美人の人族だったので

高く売れる、ってことで凌辱はされませんでしたが

飲まず食わずの抵抗をしたら、薬を盛られてしまいました。

朦朧としてるとこを、人狩り撲滅の騎士団に助けられ

そのリーダーが、王の息子のアルベルトでした。

たぶん、この時から、アルベルトはキリルが番だと感じてるのね。

獣人を憎むキリルですが

熊族のアニムス(女性型)のリカムの優しい看護に癒され

そこから、少しずつ心を開いて

アルベルトの想いを知ってからは、とまどいながらも拒否はしません。

そんなキリルのとこに、自分と同世代の「ダグラスとゲイル」が遊びにきます。

で、町に連れ出してくれたりするの。

王様のヘクトルも、獣人の体が隠れられないのに、のぞき見したりもして

ここらは、チカのいる今と変わらない(^^)

ヘクトル王の時代には、人族は、屋台で働いてたりもしてたんだって。

でも今は、狩られて、守る対象になってる。

ヘクトル王は、屋台で働く人族に惚れて、妻にしてるのね

王族は、代々人族が番らしい。

アラゴという果実は、キリルの思い出の果実で

それを知ったヘクトル王がプレゼントしてくれました

キリルは、その果実を使って菓子をつくり、それをアルベルトに渡します。

うん、

この頃は、かなり心が動いてます。

そんな、城中のキリルのところに、村を襲った人狩りが来ます。

今度は、王子であるアルベルトの刺客として入り込み

キリルと再会したのね。

獣人と人族では体力が全然違うので

キリルをさらおうとする刺客ともみ合う中

キリルは、母の形見の簪で、刺客の目を刺して時間を稼ぎ

その間に、アルベルトが間に合います。

獅子の姿になったアルベルトと刺客の戦いは

亡き父を殺した刺客=人狩り、を噛み殺すもので

キリルは、アルベルトの愛を受け入れます。

絆の祭り

キリルが、村で最後に待った舞いを

いま、王城で、アルベルトの伴奏で舞うキリル

その舞の中で、キリルの心因性の「色のない世界」は色を取り戻し

二人の心はむすばれて、合体へと

って感じですが、そんなキリル(母)の試練話を、息子で人族のアレクは泣きながらも、受け入れます。

そして、今は王となったアルベルトは

キリルの村の生き残り、熊族をキリルに引き合わせ、その傷は、たぶんチカさんが癒すのでしょう、って感じのハピエンです

あと、こっちの世界のバレンタインチョコ

なる風習をチカさんが持ち込み

その後、お返しのホワイトチョコの風習を、ゆうき君がひとひねりして伝えて

獣人たちの国は大騒ぎ、って感じとなります。

面白かったですよ。

現在、1巻が漫画化されてまして、それも購入して読んでます。

漫画化、その後のシリーズも描いてほしいな~。

おススメのBL小説でした。

読んで下さって、ありがとうございます(^0^)

この記事が、読みたい本のヒントになるとうれしいです

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私のつたないネタバレでは魅力は伝えきれないので

是非、購入して読んでくださいませね!

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愛を与える獣達 金色の獅子と月の舞人posted with ヨメレバ茶柱一号/高嶋 上総 リブレ 2021年08月19日頃 楽天ブックスAmazonKindle