推しBL小説。
大好きなシリーズです。
あとがき、にありましたが、個人サイトで20年前に9代目の話を書いたのが
始めだったそうです。
すごいですね~。
地球に隕石が激突して、日本はもちろん、世界がどうなるかわからない、って状態で
竜王の国に来たのが12代目の龍聖でした。
そんな12代目の竜王と龍聖の間に生まれた息子は
なんと、竜の卵を持ってなかった。え、どうなるの?
と続きを待ったんですが、1冊、9代目の中短編が間に入りまして
そして、本作で、隕石に当たったあとの地球の姿が描かれていきます。
面白かった!
そして、13代目がシリーズ最後となるようです。
空に響くは竜の歌声 煌めく竜は天涯を目指す [ 飯田 実樹 ]
空に響くは竜の歌声 | 推しBL探ブロ (veteranmama.com) 同シリーズ既刊
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空に響くは竜の歌声 煌く竜は天涯を目指す 目次
1~6
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空に響くは竜の歌声 煌く竜は天涯を目指す ネタバレ注意
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12代目の龍聖は、研究者だったからか
子供たちに、紙飛行機、の翼の対称性を遊びの中で教えたりしてます。
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12代目は、隕石のこととかを知った上でこっちに来てるので
息子のホンシュウワンに龍聖が来なくても、世界が少しでも良いように、と
人間界での最大の図書館を持つリムノス王国に外遊して、役立ちそうなものを写本していきます
紙、がない世界なので、羊皮紙に書き写すしかないのね
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12代目のラオワンは、界渡りの力があるので
地球へと渡りますが、隕石がぶつかって磁気嵐みたいで、降りることもできない
ってのが続きます。
やがて、氷河期みたいなのがあり、少し落ち着いたので魔力をたどると
そこが昔の龍神池の底らしく、守屋の家に伝わっていた指輪と鏡が埋められてました。
そして、それらは無事にラオワンが回収して戻ります。
☆
竜王の卵がない状態で生まれたホンシュウワンですが
寝ている夢の中で、半身の黄金竜の夢を見ます
さらに、塔から落ちて死にかけたホンシュウワンですが
その時に、人間のホンシュウワンの体に竜の翼が出て、九死に一生を得ます。
半身の黄金竜の名前はシンシン
内面に対話する相手ができて、なんでもできすぎだったホンシュウワンは
友人、というものを考えるようになります。
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ラオワンは、魔法陣の達人である人間に、地球への魔法陣の再構築を教授してもらい
その陣を、枯渇した地球の、日本の、元金沢に近いとこに埋めてみました
すると、そこから水が湧き出していきます
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研究者の12代龍聖は、卵の産まれないシーフォンの男性、をかなり詳しく調べて
魔力量が鍵だと結果を導き出します。
11代、レイワンの龍聖だった人が、子供をたくさん産み、その子たちが
貴族も魔力階級を気にせずに、好きな子と結婚した結果
魔力のシャッフルが起きて、卵なしが生まれなくなったのね。
すごいことだ、って、母を尊敬するラオワンです。
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そして、ホンシュウワンの目覚めがきます
先代の12代が夫婦で亡くなり
本来なら黄金竜の卵がかえるんだけど、それもないなか
ホンシュウワンの弟や従兄弟は不安でしたが
黄金竜の雄たけびが国に響き
黄金竜が城の中庭に降りてくると、その姿が竜王のホンシュウワンへと変身していきます
すごい!
☆
初代に匹敵する、っていうホンシュウワンの魔力で
亡き父ラオワンが残してくれた魔法陣を使って、地球へと移動したホンシュウワンです。
地球上には龍聖の気配がないんですが
地球外に魔力の包まれて出てみたら
母から聞いた火星ではなくて、月面に龍聖の気配があります
ってことで、黄金竜が月基地へ。
ここらは、漫画化でみたいな~
キングギドラの首が一個な感じかな
で、火星に行くはずだったけど、隕石にかすめられて月基地に降りるしかなかったのは
日本の守屋隊だったらしい。
で、現在の月基地も、守屋の一族が主導権を持っていて
竜王がいる今なら、地球に戻れる、ってことで
全員宇宙船に乗り込んで、黄金竜シンシンの手助けで
宇宙船は地球へ無事着陸
先代が鎮めた魔法陣から水がわき、森林ができているので
そこだけ命がある中で、人々はあたらな生活が始まるようです
現在の龍聖は、そのままホンシュウワンと一緒に移転しますが
家族に、心配しないで、って笑って言い残し
時代の龍聖を、無事に育んでください、って
ここらは、是非本編を購入して読んでください。
わくわくしますよ(^^)
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13代目の龍聖が、竜王の国に来たとこで
本作が終了です
次巻が最終巻のようです。
楽しみです(^^)
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posted with ヨメレバ
飯田 実樹 リブレ 2024年05月20日頃
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