大好きなシリーズです。
BL小説ですので、合体場面のお色気度は重要ですが
恐竜人間という、設定がすばらしい!
さらに、キメラの血液が入って
潤が妊娠できて、それも卵を産んじゃうってのがすごい!
ちゃんと、理屈が通っているからな~
この設定だけで、ぶっちぎり何冊もかけそうなのよ。
さらに、人間の美しい潤くんを、男どもが取り合っていて
王様の可畏は、安心できないってとこが
とってもサスペンスです!
☆
現在、可畏×潤の間には、卵から産まれた慈雨とコウ、の双子がいます。
生後三ヵ月に満たないのですが、見た目は1歳以上ですね
そして19歳の潤の誕生日に、慈雨とコウは、幼児ダンスを披露してくれます。
ハイブリッド幼児の二人は、成長が手探りで
ミルクの次、離乳食に勧めなかったのね
でも、コウが、ケーキを食べたがり、それにつられて慈雨も食べて
潤の誕生日が、双子の離乳食デビューとなりました。
子供たちと可畏がいて、4人で幸せな潤ですが
そこへ、前回の本で、潤を拉致したツァーリが登場します。
☆
学校に堂々と現れたツァーリは、潤に時計を渡します。
不当にさらったり、毒をつかったりしない、って宣言して
絶対不可侵権、の印だってくれるのね。
なんびとも、潤を傷つけてはならない、って印で
潤の安全が絶対的に保障される印なんだって
なぜそんなものを、ってきくと
嫌われてはいないけど、さらに上が欲しい下心だ、って
何度となくさらわれて、危機が重なった潤は
つい、その魅力に誘われて、受け入れます。
☆
可畏は、ツァーリの、愛をこめてささげる、って言葉に機嫌が悪く
でも、絶対的に受け取るな、とも言わなかった。
不機嫌をまき散らす可畏に、潤が切れて、実家に帰る!っていうと
可畏の方が、仕事が溜まっているからアメリカに行く!って
☆
子供たちと一緒に、イライラしてる潤に
絶対不可侵権なんて、もらって当然。絶対にとびつく、って
可畏の愛人たちがいいます(ここいらは、前から読んでないとわかんないかな
是非、全巻読んでください。愛人たち、いい味だしてます^^)
で、子供たちは離乳食から、フルートとヨーグルトをクリアできたようで
上機嫌に食べてますが、パパの不在がちょっと寂しいのね。
海の向こうに行ってる、って潤が言うと
慈雨は泳いでいく、って言うし、コウは、その上を飛んでいく、って
さすが超能力ハイブリッド美形双子!
で、ツァーリから通信があって
絶対不可侵権は、一度得てしまうと、もう破棄できない
だって、破棄すると、公示された魅力的人間が、ガードナシになっちゃうからね。
そういうリスクを、ツァーリは話さなかった。
でも可畏はわかっていたはず。なのに強制的に拒まなかったのは
絶対不可侵権を、潤に持たせたい欲もあったからだ、って
ふむ
恐竜族の考え方は色々難しい・・
☆
そして、慈雨とコウがかくれんぼしてたのに、コウが消え
必死で探すと家の外のアスレチックにコウがいて
そのコウを抱いている褐色の少年。
それが、ミロ、潤の三番目の子でした。
慈雨は、コウを取り戻そうとして突進し
ミロが咄嗟に避けると
残されたブランコが慈雨に激突
慈雨は血まみれになります。
潤が蒼白になり慈雨を抱きしめ
そこへ、アメリカに行っていたはずの可畏が現れて
ミロに殺意を見せるので、潤が必死に止めます
事故だって、ミロは慈雨のためにブランコを下りて
でも幼いから、ブランコを止められなっただけだ、って
☆
慈雨のケガは大したことなく
コウも、慈雨たちのとこへ戻り
ミロも姿を消しました
☆
三番目の子供が生まれたことを、事実として目撃した可畏と潤
そして、ミロは、可畏×ツァーリ×潤という
三人の遺伝子の混ざった子だと、わかります。
ツァーリ×潤では絶対に生まれなかった卵が
可畏×潤の有精卵に精子を取り込まれて、生まれたのね
すごいな~
☆
ミロは今、バイカル湖の中のツァーリの側にいます。
海で孵化してから、保護者を本能的に察知して
ツァーリのとこに行ったのね。
コウを慕い、庇ってくれた潤を思うミロ
さて、この子はどうなっていくのか
ってところで、9巻終了です。
毎回ほんとにおもしろい!
是非、本編を買って読んでくださいませ。
人気があれば、続編がでます!
応援、しましょうね~
少年竜を飼いならせposted with ヨメレバ犬飼のの/笠井あゆみ 徳間書店 2021年01月27日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
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