BL小説 少年竜を飼いならせ(暴君竜を飼いならせシリーズ・9)犬飼のの  最新刊のネタバレ注意。ミロ君登場編。ツァーリは諦めませんね~。

大好きなシリーズです。

BL小説ですので、合体場面のお色気度は重要ですが

恐竜人間という、設定がすばらしい!

さらに、キメラの血液が入って

潤が妊娠できて、それも卵を産んじゃうってのがすごい!

ちゃんと、理屈が通っているからな~

この設定だけで、ぶっちぎり何冊もかけそうなのよ。

さらに、人間の美しい潤くんを、男どもが取り合っていて

王様の可畏は、安心できないってとこが

とってもサスペンスです!

現在、可畏×潤の間には、卵から産まれた慈雨とコウ、の双子がいます。

生後三ヵ月に満たないのですが、見た目は1歳以上ですね

そして19歳の潤の誕生日に、慈雨とコウは、幼児ダンスを披露してくれます。

ハイブリッド幼児の二人は、成長が手探りで

ミルクの次、離乳食に勧めなかったのね

でも、コウが、ケーキを食べたがり、それにつられて慈雨も食べて

潤の誕生日が、双子の離乳食デビューとなりました。

子供たちと可畏がいて、4人で幸せな潤ですが

そこへ、前回の本で、潤を拉致したツァーリが登場します。

学校に堂々と現れたツァーリは、潤に時計を渡します。

不当にさらったり、毒をつかったりしない、って宣言して

絶対不可侵権、の印だってくれるのね。

なんびとも、潤を傷つけてはならない、って印で

潤の安全が絶対的に保障される印なんだって

なぜそんなものを、ってきくと

嫌われてはいないけど、さらに上が欲しい下心だ、って

何度となくさらわれて、危機が重なった潤は

つい、その魅力に誘われて、受け入れます。

可畏は、ツァーリの、愛をこめてささげる、って言葉に機嫌が悪く

でも、絶対的に受け取るな、とも言わなかった。

不機嫌をまき散らす可畏に、潤が切れて、実家に帰る!っていうと

可畏の方が、仕事が溜まっているからアメリカに行く!って

子供たちと一緒に、イライラしてる潤に

絶対不可侵権なんて、もらって当然。絶対にとびつく、って

可畏の愛人たちがいいます(ここいらは、前から読んでないとわかんないかな

是非、全巻読んでください。愛人たち、いい味だしてます^^)

で、子供たちは離乳食から、フルートとヨーグルトをクリアできたようで

上機嫌に食べてますが、パパの不在がちょっと寂しいのね。

海の向こうに行ってる、って潤が言うと

慈雨は泳いでいく、って言うし、コウは、その上を飛んでいく、って

さすが超能力ハイブリッド美形双子!

で、ツァーリから通信があって

絶対不可侵権は、一度得てしまうと、もう破棄できない

だって、破棄すると、公示された魅力的人間が、ガードナシになっちゃうからね。

そういうリスクを、ツァーリは話さなかった。

でも可畏はわかっていたはず。なのに強制的に拒まなかったのは

絶対不可侵権を、潤に持たせたい欲もあったからだ、って

ふむ

恐竜族の考え方は色々難しい・・

そして、慈雨とコウがかくれんぼしてたのに、コウが消え

必死で探すと家の外のアスレチックにコウがいて

そのコウを抱いている褐色の少年。

それが、ミロ、潤の三番目の子でした。

慈雨は、コウを取り戻そうとして突進し

ミロが咄嗟に避けると

残されたブランコが慈雨に激突

慈雨は血まみれになります。

潤が蒼白になり慈雨を抱きしめ

そこへ、アメリカに行っていたはずの可畏が現れて

ミロに殺意を見せるので、潤が必死に止めます

事故だって、ミロは慈雨のためにブランコを下りて

でも幼いから、ブランコを止められなっただけだ、って

慈雨のケガは大したことなく

コウも、慈雨たちのとこへ戻り

ミロも姿を消しました

三番目の子供が生まれたことを、事実として目撃した可畏と潤

そして、ミロは、可畏×ツァーリ×潤という

三人の遺伝子の混ざった子だと、わかります。

ツァーリ×潤では絶対に生まれなかった卵が

可畏×潤の有精卵に精子を取り込まれて、生まれたのね

すごいな~

ミロは今、バイカル湖の中のツァーリの側にいます。

海で孵化してから、保護者を本能的に察知して

ツァーリのとこに行ったのね。

コウを慕い、庇ってくれた潤を思うミロ

さて、この子はどうなっていくのか

ってところで、9巻終了です。

毎回ほんとにおもしろい!

是非、本編を買って読んでくださいませ。

人気があれば、続編がでます!

応援、しましょうね~

少年竜を飼いならせposted with ヨメレバ犬飼のの/笠井あゆみ 徳間書店 2021年01月27日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

読んで下さって、ありがとうございます(^0^)

この記事が、読みたい本のヒントになるとうれしいです

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私のつたないネタバレでは魅力は伝えきれないので

是非、購入して読んでくださいませね!

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