BL くちづけは嘘の味(7) サガミワカ 感想レビュー備忘録。愛しているから離れる。

大好きなシリーズ。

ベテランの作家さんで、単発もたくさん描いてらっしゃいますが

このシリーズが一番面白いですね。

愛しているから離れる、ってのがキャッチコピーで

なにごと!!って思いましたら、離れてったのはあの人でした。

くちづけは嘘の味(7) (GUSH COMICS) [ サガミワカ ]

1~5話+僕の友達の話+寂しいにきまってるだろ

槙尾ひじり、という、バイで色っぽくて、情報屋をやってる男がいて。

彼に惚れこんだのが、新進気鋭の会社社長・和智大介。

和智は、もとはノンケだったけど、ひじりに金づるにされて、ハマってしまいます。

人への共感力のない男でしたが、そんな和智が必死にひじりの側にいようとするので

ヤクザ稼業に片足つっこんで、ノンケとシロウトは、金づる、としか見ていなかったひじりが、和智にほだされて、惚れていく、ってのが既刊。

で、ひじりには、可愛がってくれていたヤクザの龍ってのがいて

龍が気に入っているから、手元に取り戻そうと、龍の親友の白州が動きます。

白州は頭が良くて、龍のためには何でもするから、ヤバイのね。

え、今回、白州が「ひじりをなかせた方が勝ち」って勝負を

子飼いの「清丸」「行里」に勝負させます。

清丸は詐欺師ですが、行里は真正サドの殺し屋なので

ひじりを泣かすために、ひじりの恋人である和智を殺すだろう、ってことで

龍が、今回限り、ってことで、手助けに入ります。

ひじりは龍のことを慕っているので、側にいてもらってうれしいのね。

そんなひじりを見て、和智は不安です。

和智君、けっこうがっつり愛されているけど、ひじりがツンデレで、あんまり外に出してくれないから、常に不安なのね。

さらに今回、龍っていう暗黒面の男が側にいてうれしそうだから、自分たちのい日常では、ひじりを幸せにできないのか?とも思っちゃう

そんなぐるぐるしたところで

和智とひじりが喧嘩して、その隙に、和智が行里に拉致られます。

拉致られたら最後、切り刻まれて殺される!ってヤバイ状態なのに

なんと、龍とひじりがかけつけた時、まだ和智は生きてました。

実は、行里は白州に心酔していたので、和智が白州の話をフッタら

とうとうと、いかに白州さまが素晴らしいか、を話し続けていて

それで時間稼ぎができたのね。

リスクジャンキーの清丸は、白州の持ち掛け勝負をぶった切り

結果、行里から命を狙われ、そんなリスクにドキドキして幸せそう。

で、龍は、もう二度と、こっちの世界にかかわるな、ってひじりに。

ひじりは、龍との断絶を寂しいと思いながらも、和智をてばなすことができずに、龍の言葉に従います。

白州も、龍に釘を刺されて、もうひじりに手出しすることはなさそうだな。

って感じでの7巻終了でした。

今回も、面白かったですよ。

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[著]サガミワカ

Renta!

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私のつたないネタバレでは魅力は伝えきれないので

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