大好きなシリーズが完結しました。
不思議な力を持っていて、神様の使いのお休みどころを管理していた正隆。
力のせいで、人間とは一緒に暮らせず
でも、心優しい素敵な人でした。
そんな正隆の前に現れたのが、猫憑きの胡太朗(男)
二人は愛し合うようになり、神様の世界なんで、人外の愛もOKなら
人間同士であれば、男×男でも、ちゃんと番になれました
ってのが
最初のシリーズで
胡太朗が嫁入りしたあとの、お休みどころの顛末が蜜月の章です。
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私のブログでも、既刊のレビューを書いてますので
お暇なときにな遊びに来てくださいませ(^^)
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21~26の巻+めでたしめでたし
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二人のラブは、基本揺らぎませんで
蜜月の章では、胡太朗に憑いている猫のコマと
戌の神使いである颯助のラブが育まれていきます。
ついでに、亥の楠は、かねて胡太朗を愛していた従弟の清忠とカップル成立してます
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クライマックスには
お休みどころの宮司選定という非情なしきたり(正隆のように、子供の頃から孤独に育てられる)には
下界の宮司たちが関わっている、って
正隆の前の宮司の秀一から告発のような文があり
お休みどころの維持には、信じるという人の力が必要で
その力は、下界の宮司たちの尽力によるもので
下界の宮司たちに、お休みどころの宮司・正隆が異議申し立てができなくて
で、いろいろ考えるわけです。
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お休みどころへ、人の信心が直接流れるようにすれば、ってことから
コマが、氏子の信心を、流すことになりました。
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狼がはいってきて邪魔だからなんとかして
ついでに、猫神にお願いしたい、って無茶ぶりがありまして
狼は、すみやかに撤退したいけど
群れから離れた息子を探しての領空侵犯だったから
息子を探してほしい、って
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その狼くんは、昔に胡太朗たちが助けたこで
人間界の女性に惚れて、ワンコの姿で人界にいます。
サクッと狼両親に合わせますが
番を得てほし、って願う両親とソゴがありまして
まぁ、婚約者だった牝狼は、好きな狼がおりまして
そっちは落着いたしました
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ワンコに化けてる神使狼は、羊の小波が、将来まで側にいる、ってことで
人間では番と寿命が合わない、って心配していた狼両親も
なっとくいたしました
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颯助とコマも、しっかり合体する流れとなり
カップル率が多いな~
で、コマの神社に隣接して猫カフェを作ることにしまして
そしたら、人も増えるし信心も増えるし、力も増えるってことで
お休みどころは、末永く安泰のようです
って感じで、読了。
ケモモモファンタジーの中にBLがはいり
設定もいろいろ明確で凝っていて
とっても素敵なシリーズでした。
おススメなので、是非、シリーズ通して買って読んでみてくださいませ。
[著]待緒イサミ
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十二支色恋草子〜蜜月の章〜(5)posted with ヨメレバ待緒イサミ 新書館 2021年10月01日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle