京極家の誓い(5) 木下けい子 推しBL。 私の感想レビュー備忘録。最新刊で最終巻。

推しBL。

大好きなシリーズが、しっかり完結いたしました

全5巻。ほどよい分量。合体場面もありましたが、情愛のよいドラマでした。

京極家の誓い (H&C Comics CRAFTシリーズ148) [ 木下けい子 ]

京極家の | 推しBL探ブロ 本シリーズ既刊の、感想レビュー備忘録

京極家の誓い(5) 目次

1~6

京極家の幸福

京極家の誓い(5) ネタバレ注意

れお君は、誠志郎のお父さんの隠し子、って騒ぎでしたが

実は、父親は全然違う男で

いろいろあって、逃げ回っていた母親に

京極家なら安心、っておいてかれた、ってのが

既刊でわかります

れお君を挟んで

尊が夫。嫁?となって

誠志郎と夫婦になりまして

同性婚の法案成立のために、いろいろ頑張ってます

尊は美人女優とイケメン俳優の間の子で

ほんとにハンサムなんですが

ゲイというかバイで

誠志郎の方は、女性と付き合ったことがなかったので

潜在的なゲイだったかもしれません

尊×誠志郎です

5巻では、尊の親子関係がクローズアップです

母親の女優・松田由貴は、けっこう不器用な人で

父親の京極和日郎はゲイで、アイドル時代の母親が、相手のあかせない妊娠をして

で、結婚して生まれたのが尊らしい

尊も、今となってはそのなれそめを知ってるんだけど

誠志郎と結婚したことで、誠志郎は由貴と会う機会が増えて

けっこう尊を愛してるな~って

尊の元カノが尊のとこへ来ます

偽装結婚だし、子供もあなたの子ではないし、って

やり直したい、と言いますが

尊の未来は、もう誠志郎と一緒の未来だから、って

彼女もあきらめますが、返還してきたのは

尊の母親からもらったという指輪でした。

レオ君が、誠志郎の父親の京極栄一郎の子、とすっぱ抜かれます

事実ではないんですが、記者が集まりますね

で、栄一郎は法務大臣を辞任するだろうけど、派閥の朝倉を次期法務大臣に、って

奥様方が一致団結です

尊の女優ママが倒れた、ってニュースがあり

行かないつもりの尊でしたが

ママと会えないレオは、行ったほうがいい、というし

誠志郎もすすめるので、尊は病院へ

誠志郎に諭されて

尊は自分の母親への思いを自覚します

こういうとこの描写、この作家さんがほんとに上手で

読んでて泣ける

子供のころの、尊のママへの言葉、を思い出し

由貴は手術を決め、そこへ父親が飛び込んできて

手術受けなさい、って

ただそれを言うだけにアメリカから来たみたい

愛ではないけど、堅い友情なのよ、って

この夫婦もなかなか魅力的

レオの母親が、一緒に住めることにまりました

喜ぶレオですが、そうすると尊と誠志郎とは一緒に住めない。

気づいて泣くレオと、尊と誠志郎

家族だったもんね

さて、誠志郎の父上は法務大臣をやめ

朝倉さんが史上最年少で法務大臣に

れおは家をはなれ、誠志郎が、みなに祝福されて本気の結婚式がしたい、って

尊も同意して、両家族を招待しての和装の結婚式です

素敵

両家族とも、由貴と誠志郎のママが仲良しで

れおと、誠志郎のママの孫(誠志郎の甥)は

ママを取り合って喧嘩して、みんな笑って、良い式典です

尊は、イケメンだったけど生活に愛がなくて

誠志郎との日々で、愛が重なっていくのが本当に幸せね

で、二人でバカップル新婚生活です

いい話だったな~

完結して、ちょっと残念ですが、過不足なくお話が流れて

とっても満足です

推し

京極家の誓い

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