直野儚羅
ベテランの作家さん
昔、SFっぽいBLを読んだ覚えがある
ストーローテーラーのBL作家さん
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侯爵である獣人の家へ、借金返済ができません、って実家から
差し出されたのが猫の獣人のユニです
この世界は獣人の世界で
獣に近いちかい姿ほど魔力が強く
ユニは、貧乏男爵家の五男で、魔力がないからと下男仕事だけさせられ
（だから、勉強もさせてもらってなかった）
親に捨てられるように、侯爵家に放り込まれました
侯爵様は、親に捨てられた子供だ、ってユニに同情的で
で、この子が、ふわふわのにゃんこなんで、抱き枕にする、って言って
仕事もハードなことをさせないの
でも、ユニは実は成人してまして
侯爵様のお手付きとなります
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男爵家は、放漫経営であり、さらにユニを手放したことで破産
経済破産による入牢となったのを逆恨みして
ユニに刺客とか送るのですが
その刺客のひとり、ヒオナは、刺客でありながらユニが気に入って
ユニの許しもあって、用心棒兼従者、ってことに
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ユニが来てから、いろいろと福招きとなった侯爵は
まねき猫、という獣人を調べますのね
どうも、ユニがそうらしい、って
で、侯爵領の中の湖で魚釣りしていたら
水竜がきて、ユニに、お前は神のいとし子だ、って
ユニはこの世の祝福だ、って
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獣に近い獣人には発情期がありますが
ユニのような人型にはめずらしい、のですが
ユニが発情期となりました
やっぱり、ユニの魔力って、獣人並みなのね（＾＾）
で、発情期で旦那様とラブラブだったら、妊娠したらしい、って
同性同士の子づくりは、10年に一度くらいらしいんですが
まぁ、ユニだからね
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ユニに二つの卵が生まれますが
卵の頃から、刺客が山のように
どこから漏れた？ってなりますけど、執事のガースは
内部に裏切り者はいない、って断言
そうすると、空からの盗み見で知ったか？ってことに
そしたら、侯爵の知人の奥様が
子供を亡くして半狂乱から、ユニの卵を狙っていた、ってわかります
本来なら極刑ですが（相手は侯爵家ですからね）
ユニが、「少し休んで治療すれば大丈夫」って言いきるから
奥様のノイローゼが治っちゃったし、いろいろ、丸く収まりました
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二つの卵は、獣人のカタチの長女ピアージュと
ユニにそっくりの人型の長男ニルスとして生まれました
これからも、楽しみです（＾＾）
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[著]直野儚羅
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