推しBL小説。大好きなシリーズです。
このブログを書くために、筋立てをチェックしようとして
結局、がっつり読破して(2)である「その林檎は齧るな」編まで読んじゃったわ。
現在、ネットの方では(3)が連載されてます。
書籍化されるのが楽しみです!!!!
ネタバレ注意
毒を喰らわば皿まで | 推しBL探ブロ (veteranmama.com) このシリーズ既刊の感想レビュー備忘録。
推しBL小説レビュー | 推しBL探ブロ (veteranmama.com) BL小説既刊の感想レビュー備忘録。
☆
読者賞をゲットしての出版化ですが
ものすごく書き慣れてる作者さんだと思う。
☆
婚約破棄された場面で、ゲームの世界じゃん、って気づく「悪役令嬢」ものは多々ありますが
こちらは、悪役令嬢役のパパが。、転生者。
でもって、このおっさん、なかなかの悪党ですが
なんだ、ゲームじゃん。かわいい娘になんばしよっと、って感じで
ガンガン復讐を遂げていきます。
一番のターゲットは、かわいい娘を泣かした「王太子に現れた平民の女=ナーシャ」であります。
まぁ、本作では、このナーシャの親族が地獄めぐりしますね・・。
☆
筋に戻ると
ゲームの世界だ、って気づいて
ゲームしていた頃から、婚約破棄される「ジュリエッタ」に同情していたアントリウム(元日本男児)は
娘のバッドエンドと、自分のバッドエンドを回避するための動き出します。
まず、この世界のチートの源である
龍のとこに赴き、会話を成立させ
龍が求めるのは暇つぶし、ってことで
これからの混沌エンターテインメントをお楽しみください、って
で、これとこれを書き換えてね
と、偽造変更の不可能な文書を色々改ざんし
それをつかって、悪徳宰相が
本当は、王家を裏から支えるために、汚れ役をやってる清廉潔白な男
に豹変(中身は悪党?ですが、周りの評価が変化する)するわけです。
娘のジュリエッタも、パパ・アンドリウムの共犯者となりまして
いろいろ口裏を合わせます。
もう一人、龍を祀る神官長のマラキアを抱き込んで
三人で、オセロの逆転のごとく
周りの評価を書き換えていくわけです。
この展開がほんとに見事で
何度読んでも面白い!
☆
ゲームの流れを知ってるから、ではありますが
アントリウムは、基本、こっちの世界でも頭の切れる男で
そいつが、本気で動くから、たいていの奴は歯が立たない。
ただ、アントリウムが一番警戒してるのが
アントリウムに愛する娘(元婚約者)を奪われた、って恨んでいる騎士団長のヨルガなのね
こいつを手ごまにするために
アントリウムは、短命だけど、死ぬまで20代前半の美貌を保つ、っていう自分の体をエサにします。
ここらも、本作を読むと、ああ、なるほど、ってわかるので
BL突入も無理がない。
で、突入してからは、このヨルガが所有欲丸出しのイケオジ(ほぼ40歳)なもんだから、美しいアントリウムを溺愛するのね
すごいぞ~
☆
ってことで、亡き妻が生んだ長男・シグルドは、ヨルガとの不義の息子で
後妻の産んだジュリエッタと血縁がないので相思相愛になります。
ここの純愛もかわいかったし
婚約者を奪われて失意だったヨルガを慰めた妻と
彼女が残した息子のリュトラは、神官長のマラキアにハマります。
☆
宰相としては、ちゃんと国を動かしていたアントリウムに
次代の宰相に指名されたモリノは、アントリウムに覚悟をモテ、って言われて
敵ボスだと思っていたアントリウムに、なつくように師事しちゃうようになるの。
そんなこんなの中
贄姫にされたジュリエッタは、無事に贄から解放され
逆に、自由になった龍が「ジュリエッタがいるならこの国にとどまろう」って言ったことで、聖おとめ状態になるのね。
生還できたら結婚して、って約束していたシグルド×ジュリエッタは結婚
王の隣には、ナーシャが立ったけれど
勉強嫌いの頑張るだけの平民娘は、いろいろな策略の中、実の姉たちに陥れられて、けものの子を産み、狂乱して、田舎の城にひっこみます。
☆
あと、王様の叔父さんてのが、いろいろ画策して自爆した結果
王様の賢い従妹が、王妃のポジについたり
まぁ、盛りだくさんです!!
もう、絶対読んでくださいませ。
読後、これで終わるのは残念だな~ってネットを覗いたら
その林檎は、が連載されてて
その林檎が、書籍化されたあと、またネットを覗いたら
現在、箱詰めの人魚、編が連載されてます。
まだまだ当分楽しめますね!!
おススメ。
毒を喰らわば皿までposted with ヨメレバ十河 アルファポリス 2020年12月17日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
★
☆
☆
読んで下さって、ありがとうございます(^0^)
この記事が、読みたい本のヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです。
本ブログは、読了後のプロモーションが含まれています。