推しBL小説。
ネット小説の紙媒体化されたものです。
1巻、すでに増版。
2巻目から書き下ろし
3巻、2021年に出ました。
全部おっかけて読んでます。
布教中のBL小説で、是非!
ネタバレ注意
はなれがたいけもの | 推しBL探ブロ (veteranmama.com)
おすすめBL小説レビュー | 推しBL探ブロ (veteranmama.com)
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はなれがたいけもの
つがいのかたち、かぞくのかたち
のぼせるおふろ
あとがき
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最初にこれを本屋さんで見た時
イラストが趣味じゃないって持っちゃったんですが
本を読み進むにつれて
ばっちり合ってる、これしかない、って思いました。
リブレって、誤字チェックもちゃんとしてるし
人気がでると、すぐ継続巻をだしてくれるし
ほんと、素敵な出版社ですよね!!
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金狼族と人間が戦争していて
凄腕だったけど、当時まだ若かったディリヤは
金狼族の王の寝所に献上されます。
人なんか、片手でくびり倒す獣人ですが
コトが終わったあとは気が緩むから、殺してこい、って
で、ディリヤは恋も家族も、情感すべてに欠落した生き方をしてたんですが
寝所の金狼族の王・スルドはとてもやさしくて
ディリヤも、初めてだったのに気持ちよくて、お互い離れがたい気持ちになります。
ディリヤはスルドに刃を向けず、スルドはそのままディリアを番にするつもりだったけど、そこは戦場だから、ディリヤは一人、上司の元へ戻ります。
この上司が、けっこういいやつで
もう趨勢は決していて人間の負けだから、戻ってきてよかった、そのままばっくれろ、ってお金をくれて、解放してくれます。
でも、ディリヤのおなかには、スルドの子がいたのね
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アシュ、って金狼族の子を産んだディリヤは
一人で頑張って育ててます。スルドは亡くなったって公式発表があり
ひそかに育ててたんですが、ついに見つかって城に連れてかれます。
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こっからは、政治の話になっちゃって
スルドには弟にユドハってのがいて、スルドの息子とその母を6年かけて探してました
で、見つかったのディリヤとアシュですが
金狼族は人間蔑視がすごくて、アシュは欲しいけど、ディリヤはいらない。
興奮剤を飲まされたり、個室に連れ込まれて襲われたり
ディリヤは、アシュを怖がらせないために何も言わずに戦います。
で、ユドハが、ディリヤをとっても大事にするから
真っ暗な寝所だけの関係だったけど
あの夜の男が、スルドではなくてユドハだって、ディリヤはわかってくるの
責任感の強い男だから、名乗れないのは理由があるはずだ、って
ディリヤは、時を待ってます。
で、ディリヤがユドハに抱かれて妊娠しちゃったので
密かに城を出ようとしたり
いろいろすれ違いがありますが
王家のドンだったクシナダっておばあさまが、自分の姪とユドハを結婚させ
子供を産ませたら、それを自分の傀儡にしてユドハを遠ざける
って陰謀があって
時間稼ぎで、アシュはスルドの子ってことにして
クシナダ一派の権力を削ってたんだけど
ディリヤも、狼狩り、って言われていた凄腕の兵士だったので
いろいろわかってきてからは、やり返します。
すごい、強いの!
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最終的にはクシナダ一派をしりぞけ
ユドハはアシュの父と名乗り
ディリヤは城で、二度目の出産をむかえます。
甘えることのヘタなディリアが
ユドハにすがりつくとこが、とてもいい!
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つがいのかたち~は
アシュが、ディリヤとユドハと、初めて街に出た話
そして、双子の出産の話
ディリヤは、アシュを産んだ時の帝王切開がひどくて死にかけて
だから実は出産がものすごくこわい。
でも、生まれてくる子供をしっかり産む、っていう責任感はゆらがない
ユドハは、ず~っとついていてくれますね
いい旦那だ
で、妊娠中にディリヤを愚弄したクシナダ派の大臣を
身軽になったディリヤがぶっとばすのが、爽快でした(^^)
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のぼせるおふろは
ディリヤが臥せっている間に、ユドハがアシュをお風呂に入れる話
後半では、アシュたちが成長して、パパ・ユドハが
一緒にお風呂入ってもらえなかった話とかもあります
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1冊堪能しました(^^)
で、この1巻を読んだ時には、2巻が出ていたので、速攻買いまして
3巻は2021年の2月にでました。
皆さまにもおすすめしたいBL+子育て+政治暗躍小説です
[著]八十庭たづ [画]佐々木久美子
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はなれがたいけものposted with ヨメレバ八十庭たづ リブレ 2019年04月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle