大好きなシリーズです。
最初の「チカ」が異世界に来て
ダグラスとゲイルの番となる、という1巻が秀逸で
その後、三人の間に生まれた、獅子族のケモミミリヒトと
人族のヒカルが可愛く
早産で死にかけて生まれたスイが、なかなか曲者だったりして
チカの「家族」の話は、おっかけてきました。
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この他に、世界観が一緒で、チカと同郷がこっちにきて番になったり
人魚族とか、色々登場人物が増えて
(本作で10巻だからね)
正直、もうおっかけられない!と思ってましたが
本作で、登場人物一覧が描かれ、相関関係が語られ
とってもすっきりしました!
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このシリーズの最初の一巻を
「松基羊」さんが漫画化してますが、それがも~絶品で
我が家の本棚にもありますが(売却しない)
この方が、本作でも挿絵を描いていて、目の保養です。
次回作も、松基羊さんのイラストで読みたいな~。
☆
小さな獣と愛しい世界
可愛くなりたい獣達
南の国は故郷の香り
甘い獣に溺れる夜
番の獣は進化する
☆
チカの番であると同時に
冒険者としてすごい戦力であるダグラスとゲイルは
ある森の平定に駆り出されて、出かけます。
かわいいリヒト、ヒカルとお留守番のチカは
番が側にいない、という寂しさに驚きますが
力ある二人は、無事に帰宅。
ただ、森で死にかけていた獣の子を拾ってきました。
ゲイル曰く、その傷のひどさが
チカを始めてみた時と重なった、ってことらしい。
☆
チカは全力で小さい獣を助け
この子も、獣人には見えないけど知能が高そうで
「ちっさいくん」と呼ぶと答えるので
そのまま、名前がつきました。
☆
チカがちっさいくんの看病で手一杯なので
ダグラスとゲイルが、ひがみます。
チカ欠乏症です。
大人だし、自分たちが拾ってきたし、チカは優しい、ってわかってるから
口には出さないけど、チカの周りをウロウロしてます。
で、チカは、異世界の人だから
ダグラスとゲイルの行動がヘン、ってわからないのね
ここらは、是非本編を購入して読んでみてください。
いい感じです(^^)
☆
最終的に、ちっさいくんは元気になり
リヒトの弟分として、家族に溶け込みますが
野生であれば、森に返さないといけない。
チカは涙ながらも、一緒に森へとついていき
そこで出会ったのは、獣ではなくて神獣の母親でした。
ちっさいくん、神獣だったのね。
よかったね、親のとこの帰れて(^^)
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でも、神獣の生育は早く、チカを嫁にする、って人型になったちっさいくんが北ので
ダグラスとゲイルが、牙をむきます。
チカも、ここはきっぱりと断りますが
なら、子供として、というので、モメそうね~
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チカが日本食を広めたので南国が潤ったから
招待されました。
途中、凶悪な海の魔獣がでましたが
ダグラスとゲイルが、がっつり退治します。
南国には、昔、チカと同郷だった転生者がいたらしく
温泉を楽しむ文化と
甚平とか着物とか、いろいろありました。
ダグラスとゲイルの浴衣姿が、とってもかっこよかった!
これは、イラストライターさんの腕!!
花火に、前の世界を思い出して涙ぐむチカを
ダグラスとゲイルが、抱きしめてくれるシーンも良かった。
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三人での合体は、あいかわらずチカが失神しちゃいますが
愛があるから、いいのです。
って感じで読了。
今回は、メインカプの話だったので、とても好みでした。
おすすめ。
愛を与える獣達 小さな獣と愛しい世界posted with ヨメレバ茶柱一号/松基 羊 リブレ 2022年09月16日頃 楽天ブックスAmazonKindle
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