毒を喰らわば皿まで(竜の子は竜)(4)十河 推しBL小説の感想レビュー備忘録。竜殺し話を絡めて。

推しBL小説。

ネット小説の書籍化で

連載の時も、楽しみに読んでました。

1巻で、アンドリウムとヨルガの死亡する時が描かれてるので

その合間の二人のお話、という形になります。

いろんな昔話が絡められていて

今回は竜がらみ、で竜殺し。すばらしい出来です

ネタバレ注意

毒を喰らわば皿まで ~竜の子は竜~ (アンダルシュノベルズ) [ 十河 ]

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アンドリム(パルセミス王国の元悪の宰相)

血統が呪われていて22歳で成長(老化)が止まり、55歳で必ず死ぬ。

転生者

ヨルガ(パルセミス王国の騎士団長)

アンドリムを憎んでいたが、今は番として溺愛してる。

ヨルガ×アンリです

アンドリムの長男・シグルドは

妻が結婚前にヨルガと不倫して産んだ子で

今は、アンリの後妻が産んだジュリエッタと結婚して、アルベールが生まれてます。

ヨルガが帰宅して昏倒、って通報にアンリたちがかけつけると

ヨルガがアンリをにらみつけ、43歳なのに、33歳だって

10年の記憶が飛んでます。

ヨルガにふれて、神官長のマラキアが

南南東の砂漠が見えて、竜の気配がする、って

その竜がヨルガの記憶を奪って、自分の卵の養分にしようと呼び寄せているらしい。

家族が集まり、敵対してたものが家族となり、シグルトは実の息子だし

ジュリエッタと結婚してるし、孫のアルベールがいる、ってことで

混乱するヨルガですが、アンリは、愛する番ではない男と、ちょっと距離を置きます。

竜の気配がするので、王国の守護者?であるカリスに聞きに行くと

砂漠の竜のとこに行き、戻ったら連れてこい、と命じるカリスです

竜の餌は人間なので、砂漠の竜に奴隷を運ぶ商隊を探し

奴隷商人からの流れで、サーカス団のドゥカリ団長と再会です

獣人の子で、王の正妃が産んだラクシュミ

この子をドゥカリに預けて生き延びさせたのがアンリで

ラクシュミは、アンリからの祝福をおぼろに覚えていて、なつきます

そしてラクシュミの異母兄の二人の獣人のうち

一人はヨルガに権利があったんだけど、二人でラクシュミをまもれ、って

そしてドゥカリにはアンリの直筆で

ノイシュラ殿下とヒノエのシラユキの二人に保護依頼の書面を渡してくれました。

アンリたちのこの温情を。この三人は、また出てくるかも

砂漠にいくと、砂蟲に追われる魔族の二人と出会い

ともに、砂漠の竜に立ち向かうことに

途中、シグルトの配下で、シグルトに横恋慕してるヒルダがやらかします。

砂漠の中の、模様のある恋しをシグルトがひろい

手を怪我していたので彼の血液が付着。すると卵が孵化して

小さな竜が生まれます。

刷り込みで、シグルトを親と認識し、シグルトからディートリッヒと名前をもらい

ディーと愛称で呼ばれる竜の子の誕生です。

母の竜は、二つ産んで、最初を巣から落としてすて

二個めを抱いて大きく育てるらしい

でも、シグルトが拾って、ヨルガに次ぐ強さの男の血に反応したみたい。

ディはとっても賢くて、シグルトになつき、アンリにもなつきます

なので、シグルドに横恋慕のヒルダが、アンリを突き落としたら

アンリを追ってきてくれて、アンリを庇って重症です

すぐにヨルガがアンリを助けてくれたけど、ディーがいなかったら

アンリも危なかった。

魔族の悪党をだまくらかして、竜の卵を角を失くした魔族に食わせ

彼は魔力を回復、ディーの治療を

治療だけでは足りなかったので、魔族の手先だった人間の死体を

シグルトがディーに食わせます。

カリヅという神竜の国のものなので、竜に人間を喰わせる(供物する)ことに

慣れがあるのね。

ディーは、父・シグルドがくれた死体(肉)で完全に蘇生します

ということで、砂漠の竜の死でヨルガの記憶は戻り

ディーを連れ帰り、砂漠の竜の血を浴びることで

シグルドの体は刃を通さない体となり

魔物二人は、王家に土産をもちかえり、と

収穫盛りだくさんです。

ディも、シグルドと帰宅しますが

シグルドの溺愛するアルベールがいて

でもアルベールが、ディーを弟として受け入れるので

賢いディーは、ちゃんと兄弟となります。

さらに、カリス猊下のとこに連れていくと

ディーとアルベールのお互いが完治できるウロコとかもらっちゃう。

シグルドに横恋慕したヒルダは、夫と強制的にメイクラブをしいられ

それでも、無事に妊娠して婚家でも大事にされ、自由になりますが

ジュリエッタから、シグルドの背中に致命的な場所があるときくと

自分のものにならないシグルドを殺そうと、矢を射ます

が、その印は夫の背中にあったもので、シグルドの背中に致命傷の場所はないのね

ジュリエッタが、ヒルダをだましたの。

ヒルダが踏みとどまればよかったんだけど、もう助命もしない・・。

竜の子は竜

それは、悪辣宰相だったアンリの娘ジュリエッタもまた

知恵と悪辣を持っている、って話でした。

お~

とっても面白かった。

このシリーズは、BLというだけで読まないのはもったいないシリーずです。

是非、購入して読んでください

推し

毒を喰らわば皿まで 〜竜の子は竜〜posted with ヨメレバ十河 アルファポリス 2023年11月15日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle

読んで下さって、ありがとうございます(^0^)

この記事が、読みたい本のヒントになるとうれしいです

(このブログには、プロモーションが含まれています)

私のつたないネタバレでは魅力は伝えきれないので

是非、購入して読んでくださいませね!

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