悪役のご令息のどうにかしたい日常(6) 馬のこえが聞こえる 推しBL小説。 私の感想レビュー備忘録。ネットでは14歳で合体してますが、書籍化ではまだ。16歳まで待つのかな?

推しBL小説。

大好きなシリーズです。ネット小説の書籍化で、ネットの方では主人公のフランが14歳の時に、

恋人のトレーズくんと合体を済ませてますが

書籍化では、15歳直前の現在も、添い寝どまりです。いいんですけどね。

悪役のご令息のどうにかしたい日常6 (一迅社ノベルス) [ 馬のこえが聞こえる ]

悪役のご令息のどうにかしたい日常(6) 目次

プロローグ、知ってる運命

1,夏のおむかえとおもてなし

閑話、まわりの人たち

2,おじい様はとっても物知り

閑話、まわりの人たち

3,ここのつのお尻尾の村

閑話、勇者アーサーの日常

4,秋だって出会いと別れの季節

閑話、まわりの人たち

5,勃発!ねずみ退治

閑話、まわりの人たち

エピローグ、大好きな人たちのために

書き下ろし番外編、大好きを待つ時間

悪役のご令息のどうにかしたい日常(6) ネタバレ注意

14歳になって思春期というか、第二次性徴期にはいったフランは

魔力のゆらぎを抑えるために、恋人との添い寝を推奨されます

フランの世界では、男×男の関係も忌避されてないし

フランは、トレーズ君を愛しているので、父上たちの許しももらって

スラム上がりではありますが、トレーズ君はフランの傍にいることを許されます

フランは転生者で、6歳の時にそれを自覚。このままだと悪役として成敗されるから

悪役にならないように、ちゃんと律して

家族仲良くくらしてます。

現在は、長兄のステファンが、王家の姫をめとり、その間に嫡男のグレンが生まれてます

グレンは、やさしいフランが大好きで

フランは大きくなってもまだかわいいですが

幼児枠の可愛さは、グレンが抑えてます

というエピローグのあとに、1話目

前世日本人のフランはお風呂が大好きで、家族で良く入りますが

入浴剤の店で働いているのがトレーズ君です

世界では、聖女とか、魔物の活性化とか、王家の後継者争いとか

いろいろあるんですけど、フランの周りは平和です

周りが、フランを囲い込んでるのね

そして、フランが転生者だとは知らない、転生者で勇者のアーサーは

フランを悪役として断罪するのが自分の役目、と知ってますが

こっちの世界でのフランはいい子なので、好んで敵対はしてません

フランはアーサーが嫌いじゃないけど、将来自分を滅ぼす相手なので怖い

そういう恐怖がすぐに魔法の揺らぎにつながり、体調を崩すフランです

兄のセブランに、不調を見抜かれて、帰宅させられ、医者の診察を受けるフラン。

フランの成長が遅いのは、目で魔力を見られる、というレアな力のせいで

ついでに、妖精と知り合ったり、ひかりごけを育てたりしてます

別荘には妖精が用意してくれた温泉が湧きだし、さみしいとおじいさまも来てくれますが

強力魔獣のバジリスクが出現したので、おじい様の馬で全力退避です

おじいさまの魔力でバジリスクを追い払い、別荘生活は、中止となりましたね

フランのおじいさまは顔が怖くて、孫になつかれるタイプではないけど

甘いものが好きで、子供との接し方はわからないけど優しい

フランは、全力で好意を振りまく子だから、おじいさまとの関係も良好で

その流れで、他のステファンとかセブランとかとも関係が好転し

さらに、幼いグレンは、ひいじいさまが怖かったけど、やっぱりフランが仲立ちすると

ひいじいさまに笑顔を見せられるようになります

このシリーズ、ジャンル的にはBLなんですが

フランの家族のホンワカ日記、的で

まぁ、そこが良くて読んでるんですけどね

前世の記憶では、最終的には悪役のフランを見捨てる取り巻き三人も

今のとこは関係が良好で

フランは公爵家で、配下的な位置なんだけど、お友達でいたい、とフランがいうので

フランを含めて、三人で仲良しです

お土産交歓や、お菓子をふるまってのお茶会

貴族の生活はすばらしいわ

そんな友人サガミの領地に行ったら

ケモミミの一族と知り合って

フランが親切にしたら、そこから慕われての交流が始まりました

狐の里との交流を終えて帰ってくると、フランの失踪を、みなじっと我慢して待ってましたね。

セブランは、学校を卒業して、騎士としては中間管理職的なポジで

とっても忙しいらしい

(長兄のステファンは、すでにトップに近いポジだからね)

そんなセブランに膝枕とかで労をねぎらうフランです

家族仲が良き

お暇になったフランが、トレーズ君に会いにスラムに行くと

変装はしてるけど、みるからに金持ちの姿を怪しんだトレーズ君の知り合いが

フランをゲットしてくれました

で、スラムの中でネズミにかじられると病気になる、ってのが蔓延してて

フランを助けてくれた子が殴られたから、ポーションで治したり

いろいろしてたら、トレーズ君に見つかって、絞られました

おじいさまが領地に帰ることになり、しょぼんのフランです

でもまだ三日ある、ってことで街に買い物にいったり

セブラン兄上は、おじいさまに剣の稽古をつけてもらったりします。

一緒にお風呂に入ったり、おじいさまを堪能してのち、おじいさまは帰宅

次はグレンが帰宅したので、さみしさが薄れるフランです

フランのお行儀の先生が、自分の母国で、ネズミの麻痺被害がおきて

大変なことになった、って教えてくれて

スラム出身のトレーズ君は、仲間たちの危機に青ざめます

で、いろいろ調べて、フランは、友人のシキが約束に詳しいので協力を求めます

そして、スラムからネズミを捕獲したら、魔力の見えるフランには

このネズミがはっきりと魔物だと判定できました。ネズミ捕りとか効果がない。

捕獲にフランが動けば、騎士団が動き、スラムを焼き払う、って案が出そうだから

フランは出禁。

でも、薬は作れる、って考えたフランが、ステファン兄さまに直訴

スラムに病院は無理でも、薬は配れる。トレーズ君とのかかわりでスラムに関心がある、って

頑張って話したら、上に立つ貴族として、下を見られることは良いことだ、と了承されました。

魔物排除はトレーズ君たちが動き、医師と公爵邸の総員で薬をつくって、スラムへと届けます

トレーズ君とあえて、ご武運を、とかいってキスするフラン。天然たらし

さて、その後の連絡がなくて気をもむフランですが、無事に制圧できて、薬も役立ったようです

ルンルンで帰宅したフランは、父上に呼び出され、ねずみ駆除について聞かれるので

トレーズ君たちにヤバイなら、ってお口チャックです

でも、恩賞の話でした。

で、恩賞をもらうために正装したトレーズ君が、その後にフランの屋敷に来たら

あまりのイケメンにフランが悶絶ですね。

トレーズ君としては、ネズミに気づいたのも、魔物と認定したのも、薬を用意したのもフランなのに

自分が表彰されるのが嫌だ、って。でもフランは、全然気にしませんね。良い子だ

バナナを口につっこまれるトレーズを、しっかり見ちゃうステファン様とか

トレーズばかり褒めるので、グレンがやさぐれちゃったりとか

まぁ、美形家族が円満にすごすお話が盛りだくさんです。

何度も読み返す内容ではないですが、一読はおすすめしたい作品です(^^)

悪役のご令息のどうにかしたい日常6

posted with ヨメレバ

馬のこえが聞こえる/コウキ。 一迅社 2025年03月04日頃

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