推しBL小説。大好きなシリーズです。
ネット小説でしたが、人気があるので、本作、2作目は書き下ろしです!
孤独に育った兵士のディリアが
金狼族のユドハに愛されて、離れがたくなって
で、自分の感情がわかってなかったんですが
強制的に引き離されて、あ、恋だったんだ、って
うふ
溺愛ラブです!
ネタバレ注意
はなれがたいけもの | 推しBL探ブロ (veteranmama.com)
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はなれがたいけもの、恋を知る
しあわせなおしり
ディリヤの魔法
たてがみのはなし
ゆるすひと
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アシュがいて、双子のララとジジが生まれ
ディリヤたちのとこに、護衛が二人
ライコウとフーハクです。
アシュはお友達になりたい人は、ちゃんづけ、で
ライちゃんとフーちゃん、となりました。
護衛の視点からディリヤを見ると
人間と金狼族の力の差はあるはずだし
ディリヤはユドハのメスですが、そのまなざしは「狩る者」なのね
かっこいい。
アシュは少しずつ知恵がついてきて
金狼族と人間の寿命の差を知って
人間の方が短いから、ディリヤが先に死んじゃう、ってびっくりして不機嫌です
ずっと傍にいてくれるって言ったのに、ってね
☆
ある日、ララとジジが、甘噛みのはずが強く噛みすぎて
ディリヤの手にくっきり噛み痕がついて、血が流れます
そしたら、双子が何をしてもおこらないアシュが
血相変えてやってきてい双子を叱るから
双子が固まって、そしてギャン泣きですね
アシュってほんといいお兄ちゃん
☆
やがて、ウルカ国と戦争していたゴーネ帝国が
停戦後の友好、ってことで、城に将校たちがきて
その一人のエレギアは、ディリヤに金狼族の王を殺せ、って送ってきた一人で
ディリヤが今もユドハの側にいる、って知ると
接触してきて、いろいろ画策します。
そして、将校たち使節団が城を出て間もなく
城のディリヤたち区画にぼやさわぎが
アシュが、火を消そうと噴水のとこにいくと
エレギアの配下だったフェイヌがアシュを抱えてます。
ディリヤは、アシュを怖がらせないようにして
アシュを抱え込み、そして連行されますが
城を出てすぐに、アシュを抱えて走る馬車から離脱
血まみれになってもアシュを逃がします。
でも、フェイヌたちは、アシュを見逃し、ディリヤだけ拉致
☆
ディリヤは帝国に隔離され
禁固されながらも、夜眠らせない、水ぶっかける、食事少ない
って感じでほぼ一カ月、心を折る、って虐待を受けますが
双子に噛まれた傷を見ては、気持ちを維持します
が、ユドハが死んだ、って言われたときはほんとにつらいのね。
☆
アシュと双子は、ディリヤがいなくて寂しくて
そこは狼だから、ディリヤの着てた服とか、匂いのあるもので巣を作って
丸くなって、泣いてます。ただ、アシュは泣かないの。お兄ちゃんだからね
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拉致られて34日目
ユドハは、諜報でディリヤの監禁場所を見つけていたので
アシュに、お迎えに行ってくる、って国をでて帝国へ
新月、人間の国では金狼族は目立つから、新月に潜入したユドハは
その鼻でディリヤを見つける。
ディリアはもう、何度もユドハの夢を見てるから
今度も夢だと思って、寝ぼけてて、でも、本物で・・。
ここらは、是非本編を読んでください。
この作家さんの文体は、リズムがとっても好きです
☆
牢やを抜け出して、逃亡するユドハとディリヤ。
お互いがカバーしあって、ユドハが用意した避難所へ
抱きしめあうのが、読んでてほんとに幸せね
ディリヤが、離れてはじめて、夫にユドハに恋してる、
離れたくないって、心底思うとこが泣けた・・。
二人で、帝国が何を考えているのか、情報を寄せ合って推察して
で、食料を買い足しにいった村は、かけおち村でした
獣人と人間が、かけおちする時に寄る事が多いから
獣人と人間がいても、疑わず、やさしく庇ってくれる村
いいな~、人のやさしさがあふれてる
そこで、新婚さんというか、駆け落ち組と見抜かれ?って
ほっこりしちゃうユドハとディリヤが、ラブい
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さて、ゴーネ帝国の計画は
ウルカ国と商都リルニックの合意の妨害だとわかります。
現在、その合意をまとめているのはユドハの姉のエドナ
エドナを殺害し、その罪をディリヤにかぶせる
だから、ディリヤは殺されなかった。
そして帝国の方でも、ウルカに負けて間もないのに
帝国の老害トップが無謀な計画を立てるのを
若者たちが腹正しく思っていて、クーデターを画策してるらしい
ディリヤは、ユドハを別れて、クーデター計画の若手・エレギアのとこへ戻ります。
エレギアは、戻ってくるとは思ってなかったのですが
ユドハという、ウルカ国のバックアップがあるなら
若手のクーデターに勝ち目がある、ってことで
ウルカ側と手を結びます。
で、帝国は、しばらく内乱状態になるから
その間はウルカに手出しできないから、ウルカもうれしいのね
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エドナが狙われるのは雪原
帝国と手を結んだ者たちは、本気で帝国と組むつもりか
って、ディリヤたちをガードする、ライコウたちに怒鳴りつけられ
一部は投降、だが刺客は残り
狼狩り、ってアシュたちを使って、ディリヤが動くけど
初めての狩りにアシュが興奮して
それをカバーするのはディリヤ。
ほんと、ディリヤってやり手の兵士であり戦士だからね~
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帝国は、クーデター成功でユドハの思惑通り
エドナは助かり、ディリヤはアシュたちと再会できました。
うう、再会してからのアシュがかわいくて
何度でも読める・・。
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ユドハは、ディリヤをつがいにするために
国王即位、をしません
あくまでも国王代理だって
すごいな~
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エレギアからは密書がきました
クーデターは成功です
老害トップたちのせいで戦争は長引き
やっと終わったのに、エドナ殺害を企てて、さらに混乱をめざす
そんな、自分たちのメンツしか考えないやつらは、排除できました。
しばらく混乱して、ウルカに手出しできないので
そちらの赤い狂犬をけしかけないでください、って手紙です。
ディリヤは、監禁されていた時に
ユドハは死んだ、って聞かされたのがほんとにつらくて
トラウマになっているから、ユドハを生かすため
傍にいるために、全力をつくす、って
で、国家としては、国王代理、ってことで
地位も後ろ盾もないディリヤを妻とすることができました
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しあわせなおしり、は
狼の尻尾は、時々自制できないの、別のいきものみたいなの
アシュは、自分のおしりとか、部分に目覚める成長過程です(^^)
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ディリヤのまほう、は
ディリヤの、誰にも話さない本名の話ね
子供たち三人にもあるんだって
魔法のように、幸せになる名前
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たてがみのはなし、は
まだユドハのとこに来る前
人間の髪を、狼はたてがみ、って思っていて
赤毛を伸ばして、売却して生活費にしてたディリヤですが
大好きなたてがみが切られて、アシュがぎゃん泣きする話です
今、双子の髪を初めてユドハが切るんで、緊張してますね(^^)
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ゆるすひと、は
エレギアとフェイヌの話ね。
ディリヤが、狼の国で暮らすのに苦労があるように
フェイヌも、エレギアのいる帝国で暮らすのは苦労がある
でも、エレギアを抱きしめ、番にして、そしてそれをゆるすエレギアを
愛しぬくフェイヌなのでした、って話
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2巻も、おもしろかったな~
ということで、3巻も書きます(^^)
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[著]八十庭たづ [画]佐々木久美子
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