推しBL.
バイターという概念がとっても好きで、ハマったシリーズです。
本作で3巻目。
最初の1~2巻で、運命のバイターとネクターである二人を害して
海外に放り出されていた桜次郎が帰国してのお話です。
ネタバレ注意
ドメスティックビースト (H&C Comics ihr HertZシリーズ338) [ ミナヅキアキラ ]
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ドメスティックビースト
檻の外
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バイターという特殊能力者は、それぞれの家で秘密にされてますが
桜次郎は、大事にされたせいか、精神がいびつで
人を殺すことにためらいがない
結果、ある女性を殺し、彼女と共生しているノラのバイターが死にます。
さらに、他家が大事にしているネクターを殺そうとしたので
ついに、海外追報
やっと戻してもらったと、実家にもどると
完全隔離生活へと移行です
桜次郎を監視するのは、桜次郎の兄の友人だった大庭壱真でした。
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バイターって運動能力がずば抜けているので
彼らを庇護したり止めたりするために、大庭の家も
子どもたちが幼い時から武闘訓練をさせてる
他のバイターは手加減するけど、桜次郎は昔から、
そういう忖度のない子で(家では大様だったから)
昔、壱真は桜次郎に額をざっくり切られてます(今も傷跡が残る)
で、そんな桜次郎を、欲しい、と思ってたんですが
今回の桜次郎の顛末で、壱真は彼を管理する立場をゲットです。
ペットは見せびらかしたいんだ、ってうそぶく壱真に
襲い掛かる桜次郎ですが、いろいろ強制信号があって、へたっちゃう
桜次郎は兄貴に現状を告げ、兄貴も、桜次郎を預けたんだ、くれてやったんじゃない、って
桜次郎は美しい獣で、人間としては外れてるけど、兄貴や壱真には大事な人なのね
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バイターには吸血の時期があって、それの対応は女性がしてたんだけど
桜次郎の今回は、壱真がすることになります
別にはじめから、お互いがゲイだったわけじゃないけど
まぁ、流れでそうなって、そしたら桜次郎が、自分を求めてくれる壱真に執着するようになる
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一度は、壱真が外されるんですが
どうせ、人殺しのバイターの血は残せないなら、捨てて、って桜次郎が言うから
兄貴は、弟を死んだことにして手放してやります
そして桜次郎は、ずっと最後まで看取るまで面倒見る、っていう壱真のとこへ
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自分になつかないビーストを手に入れたい、って子供の夢から
全部丸ごと、お前だけが欲しい、ってなった壱真に
ずっと、隔離され、バイターだから大事にされ、不満だった寂しさが満たされた桜次郎
うん、とっても素敵なハピエンでした。
推し
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[著]ミナヅキアキラ
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