はなれがたいけもの(想い交わる)(6) 八十庭たづ 推しBL小説の感想レビュー備忘録。アシュに友達、ディリヤ失踪、そして続く。

推しBL小説

大好きなシリーズです。

獣人であるユドハ王代行と、赤毛の戦士(男)のディリヤのお話。

二人の間に、アシュというけも耳息子がいて

この子がラブリーでね~!!

熱烈おすすめ。

ネタバレ注意

はなれがたいけもの 想い交わる [ 八十庭 たづ ]

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メインのお話の4冊めで、なんと

「続く」!!!になってます。

次巻が出てから一気読みしようかとも思ったのですが

待てなくて、かっちゃいました。

メインのお話は黒い表紙で

番外編というか、小短編はピンクの表紙になってます。

この本が出た段階では

黒い本が本作で4作目。ピンクの本が1冊、でてます。

暗殺、傭兵をなりわいにしていたディリヤですが

刺客として送り込まれた

金狼王に抱かれて、気持ちが通っちゃいました。

王が亡くなった、って知らされ

一夜で身ごもったアッシュを、シングルで育ててたんですが

あの夜の金狼族は、病弱な王と、時々入れ替わっていた

王弟のユドハでした。

で、ユドハもあの夜の相手が忘れられず、探しだして王宮に迎えるまで、のが

最初の1巻。

金狼族と人間は、戦争したばっかりだったので

ディリヤへの風あたりは強いんですが

ユドハは、有能で戦士で、全力で妻子を守る男で

ディリヤも溺愛されてますが、元は戦士で傭兵で凄腕なので

国家間のいろいろを、二人で解決していき、ディリヤの地位も少し高まります。

ってのが、過去2冊。

そして本作では、アッシュに友達ができます。

アッシュって、闇の感情に触れたことがなかったので

たいか、っていう同い年のわがまま男子と

ほっぺをひっぱりあう喧嘩をしながらも

イライラするとか、嫌い、とかがはっきりとわからない。

ここらのチビたちのやり取りは、ほんとに可愛いので

是非、本編を購入して耽溺してくださいませ(^^)

たいか、のばあ様に、傭兵稼業のディリアの幼馴染・イェヒエが雇われていて

この子は、凄腕のディリヤに、ひそかに憧れてもいたので

子供を産んで、夫に溺愛されてるディリヤを見て、ムカムカするのね

で、ユドハの方も、自分と出会う前のディリヤを知ってるイェヒエにむかつき

うふ、デキる男が二人でディリヤを取り合うんです。

もっとも、ディリヤは、ユドハ一筋ですけどね。

そして、本作の山場は

ディリヤの過去を探る、って話。

幼い子供の頃の記憶が封印されているらしい、と

イェヒエとの会話とか、アシュを子育てする時とかに

いろいろ感じ始めるディリヤですが

ディリヤの過去を知る男が

ディリヤを記憶喪失にしちゃって

これでは、アシュのことも、ユドハのことも、忘れてる?!

ってとこで、続く、でした。

このシリーズ

合体も色っぽいんですが

政治的なもの、アクション的なものに、家族愛に

幼いケモ耳のラブリーさと

まぁ~、とっても盛りだくさんで、熱烈おすすめです(^^)

はなれがたいけもの 想い交わるposted with ヨメレバ八十庭 たづ/佐々木 久美子 リブレ 2022年07月19日頃 楽天ブックスAmazonKindle

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