原作付きのBL漫画です
雪林、さんは初めて読みましたが
キレイで丁寧で見やすい作家さんでした
原作がしっかりしてるので、展開はいいんですが
鏡の向こうは異世界だと思い込んでたんで
結末にびっくりしました(^^)
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1~5話
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華道家で、次期家元の沙羅は、高圧的な父の下で
委縮しながら暮らしてます
それでも、才能はあるし、皆にも尊敬されてるのね
でも、父親には認めてもらえてない
まぁ、後半読むと、父はけっこう息子の才能を愛でていて
性格的にほめる、ができない人みたいだけどね
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そんな沙羅が、鏡の向こうの「花だらけの世界」に迷い込みます
ここ読んだら、異世界だと思うじゃないですか!
で、褐色のイケメンと出会います
げ、戻れないのか?!ってあせりますが
鏡を通して、無事に自分の部屋に戻れましたね
ただし、褐色イケメンがついて来ちゃった。
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沙羅が、家元の息子ってだけで贔屓されてる、って思うように
褐色イケメンも、王子で傀儡だって自嘲してて
ものすごく共感しちゃう沙羅です
で、沙羅が花を生ける姿を見て、美しい、って沙羅に惚れるイケメン
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日本の洋服を着せて、イケメンを外に散歩に連れ出せば
目立って、すごいのね
でも、イケメン君が見ているのは沙羅だけ
沙羅の作ったおにぎりも、おいしいって食べるの
沙羅くん、ほだされますよね~
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で、イケメン君の国に鏡を通していって
沙羅双樹の花とか見せられて、抱きしめられて
そのまま合体までしちゃった沙羅です
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事後のピロートークで
ちょっとしたすれ違いがありまして
沙羅は鏡を通って自分の世界へ
でもって、鏡を割っちゃいました
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なくしてわかる恋もありますね~
沙羅は、いまさらながらにイケメン君が恋しく
でもってイケメン君は、沙羅に逢いに日本へ!
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そうなのです、王子様は異世界の人ではなく、地球にある王国の王子でした
王子様が名前をあかすのは、伴侶だけなの
で、銀座で生け花の展覧会をしていた沙羅のとこに
王子が来て、名前を明かします
シャーラ・ディン
で、異国に日本の生け花を伝える
沙羅は宗家の誇りですね、とかいわれるようになります
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よくできた展開で、絵柄もきれいで
合体シーンも美しく、とってもいいんですが
もうちょっと、つっこみどころが欲しかったかな~
良かっただけに、ちょっと惜しい気がしますが
おすすめのBL漫画でした
[著]雪林 [原作]久松エイト
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