はなれがたいけもの(恋を知る)(2) 八十庭たづ 推しBL小説の感想レビュー備忘録。ディリヤがゴーネ帝国に拉致られる。絶品。

推しBL小説。大好きなシリーズです。

ネット小説でしたが、人気があるので、本作、2作目は書き下ろしです!

孤独に育った兵士のディリアが

金狼族のユドハに愛されて、離れがたくなって

で、自分の感情がわかってなかったんですが

強制的に引き離されて、あ、恋だったんだ、って

うふ

溺愛ラブです!

ネタバレ注意

はなれがたいけもの 恋を知る [ 八十庭 たづ ]

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はなれがたいけもの、恋を知る

しあわせなおしり

ディリヤの魔法

たてがみのはなし

ゆるすひと

アシュがいて、双子のララとジジが生まれ

ディリヤたちのとこに、護衛が二人

ライコウとフーハクです。

アシュはお友達になりたい人は、ちゃんづけ、で

ライちゃんとフーちゃん、となりました。

護衛の視点からディリヤを見ると

人間と金狼族の力の差はあるはずだし

ディリヤはユドハのメスですが、そのまなざしは「狩る者」なのね

かっこいい。

アシュは少しずつ知恵がついてきて

金狼族と人間の寿命の差を知って

人間の方が短いから、ディリヤが先に死んじゃう、ってびっくりして不機嫌です

ずっと傍にいてくれるって言ったのに、ってね

ある日、ララとジジが、甘噛みのはずが強く噛みすぎて

ディリヤの手にくっきり噛み痕がついて、血が流れます

そしたら、双子が何をしてもおこらないアシュが

血相変えてやってきてい双子を叱るから

双子が固まって、そしてギャン泣きですね

アシュってほんといいお兄ちゃん

やがて、ウルカ国と戦争していたゴーネ帝国が

停戦後の友好、ってことで、城に将校たちがきて

その一人のエレギアは、ディリヤに金狼族の王を殺せ、って送ってきた一人で

ディリヤが今もユドハの側にいる、って知ると

接触してきて、いろいろ画策します。

そして、将校たち使節団が城を出て間もなく

城のディリヤたち区画にぼやさわぎが

アシュが、火を消そうと噴水のとこにいくと

エレギアの配下だったフェイヌがアシュを抱えてます。

ディリヤは、アシュを怖がらせないようにして

アシュを抱え込み、そして連行されますが

城を出てすぐに、アシュを抱えて走る馬車から離脱

血まみれになってもアシュを逃がします。

でも、フェイヌたちは、アシュを見逃し、ディリヤだけ拉致

ディリヤは帝国に隔離され

禁固されながらも、夜眠らせない、水ぶっかける、食事少ない

って感じでほぼ一カ月、心を折る、って虐待を受けますが

双子に噛まれた傷を見ては、気持ちを維持します

が、ユドハが死んだ、って言われたときはほんとにつらいのね。

アシュと双子は、ディリヤがいなくて寂しくて

そこは狼だから、ディリヤの着てた服とか、匂いのあるもので巣を作って

丸くなって、泣いてます。ただ、アシュは泣かないの。お兄ちゃんだからね

拉致られて34日目

ユドハは、諜報でディリヤの監禁場所を見つけていたので

アシュに、お迎えに行ってくる、って国をでて帝国へ

新月、人間の国では金狼族は目立つから、新月に潜入したユドハは

その鼻でディリヤを見つける。

ディリアはもう、何度もユドハの夢を見てるから

今度も夢だと思って、寝ぼけてて、でも、本物で・・。

ここらは、是非本編を読んでください。

この作家さんの文体は、リズムがとっても好きです

牢やを抜け出して、逃亡するユドハとディリヤ。

お互いがカバーしあって、ユドハが用意した避難所へ

抱きしめあうのが、読んでてほんとに幸せね

ディリヤが、離れてはじめて、夫にユドハに恋してる、

離れたくないって、心底思うとこが泣けた・・。

二人で、帝国が何を考えているのか、情報を寄せ合って推察して

で、食料を買い足しにいった村は、かけおち村でした

獣人と人間が、かけおちする時に寄る事が多いから

獣人と人間がいても、疑わず、やさしく庇ってくれる村

いいな~、人のやさしさがあふれてる

そこで、新婚さんというか、駆け落ち組と見抜かれ?って

ほっこりしちゃうユドハとディリヤが、ラブい

さて、ゴーネ帝国の計画は

ウルカ国と商都リルニックの合意の妨害だとわかります。

現在、その合意をまとめているのはユドハの姉のエドナ

エドナを殺害し、その罪をディリヤにかぶせる

だから、ディリヤは殺されなかった。

そして帝国の方でも、ウルカに負けて間もないのに

帝国の老害トップが無謀な計画を立てるのを

若者たちが腹正しく思っていて、クーデターを画策してるらしい

ディリヤは、ユドハを別れて、クーデター計画の若手・エレギアのとこへ戻ります。

エレギアは、戻ってくるとは思ってなかったのですが

ユドハという、ウルカ国のバックアップがあるなら

若手のクーデターに勝ち目がある、ってことで

ウルカ側と手を結びます。

で、帝国は、しばらく内乱状態になるから

その間はウルカに手出しできないから、ウルカもうれしいのね

エドナが狙われるのは雪原

帝国と手を結んだ者たちは、本気で帝国と組むつもりか

って、ディリヤたちをガードする、ライコウたちに怒鳴りつけられ

一部は投降、だが刺客は残り

狼狩り、ってアシュたちを使って、ディリヤが動くけど

初めての狩りにアシュが興奮して

それをカバーするのはディリヤ。

ほんと、ディリヤってやり手の兵士であり戦士だからね~

帝国は、クーデター成功でユドハの思惑通り

エドナは助かり、ディリヤはアシュたちと再会できました。

うう、再会してからのアシュがかわいくて

何度でも読める・・。

ユドハは、ディリヤをつがいにするために

国王即位、をしません

あくまでも国王代理だって

すごいな~

エレギアからは密書がきました

クーデターは成功です

老害トップたちのせいで戦争は長引き

やっと終わったのに、エドナ殺害を企てて、さらに混乱をめざす

そんな、自分たちのメンツしか考えないやつらは、排除できました。

しばらく混乱して、ウルカに手出しできないので

そちらの赤い狂犬をけしかけないでください、って手紙です。

ディリヤは、監禁されていた時に

ユドハは死んだ、って聞かされたのがほんとにつらくて

トラウマになっているから、ユドハを生かすため

傍にいるために、全力をつくす、って

で、国家としては、国王代理、ってことで

地位も後ろ盾もないディリヤを妻とすることができました

しあわせなおしり、は

狼の尻尾は、時々自制できないの、別のいきものみたいなの

アシュは、自分のおしりとか、部分に目覚める成長過程です(^^)

ディリヤのまほう、は

ディリヤの、誰にも話さない本名の話ね

子供たち三人にもあるんだって

魔法のように、幸せになる名前

たてがみのはなし、は

まだユドハのとこに来る前

人間の髪を、狼はたてがみ、って思っていて

赤毛を伸ばして、売却して生活費にしてたディリヤですが

大好きなたてがみが切られて、アシュがぎゃん泣きする話です

今、双子の髪を初めてユドハが切るんで、緊張してますね(^^)

ゆるすひと、は

エレギアとフェイヌの話ね。

ディリヤが、狼の国で暮らすのに苦労があるように

フェイヌも、エレギアのいる帝国で暮らすのは苦労がある

でも、エレギアを抱きしめ、番にして、そしてそれをゆるすエレギアを

愛しぬくフェイヌなのでした、って話

2巻も、おもしろかったな~

ということで、3巻も書きます(^^)

はなれがたいけもの(2)恋を知る<電子限定かきおろし付>【イラスト入り】
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[著]八十庭たづ [画]佐々木久美子

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