作家買いです。
黒岩チハヤ作品は、絵柄がキレイではずれが少ない
本作は、表題作のほかにもう1カップル
両方とも、同じアパートの住人です(^^)
目次
無防備なコラージュ
ベニーちゃんはくじけない
書き下ろし・愛しい人
★
芸術系の大学を目指していた九頭は
不合格となり、仕送り打ち切られ、転がり込んだのが格安の下宿
オーナ-は三国さん
で、全部引き払ってきたのに、三国は寝ぼけて、空いてる、って言ったようで
部屋に空きがない
同情してくれたのはあさぎで、口添えあって物置部屋にいれることになりましたが
その物置が三国の部屋ので、三国を愛している紅丹丸(ベニーちゃん)は
九頭が邪魔なので、毎日三国を抱いて、それを聞かされて九頭は寝不足へ
★
あさぎの部屋に避難させて、って言ったら
魚拓、ならぬ人拓の手伝いするなら、って
裸体にペインティングして、それを紙に写すのね
芸術家のすることはわからん・・
で、友情みたいだ楽しかった九頭だったけど
紅丹丸×三国を見ちゃったあとの人拓で
九頭がアテられて反応しちゃったから、あさぎは、九頭は俺に恋してる?って
★
九頭は変態さんになりたくない、って頑張るし
あさぎは、俺の事好きって感覚は嫌じゃない、ってなりまして
最後はあさぎの方から、付き合おう、って言いだしますが
まだ浪人中の九頭からは、待ったでしたね
でも、付き合う感じです(^^)
★
こっから、表題作の紅丹丸×三国の話
紅丹丸は褐色の美形男子です
三国がベニーをモデルに誘い、長期拘束だからバイト代を出すって言ったら
性欲のつよいベニーが、セフレになってくれるなら、ってことで契約成立
★
それからは、九頭がアテられるほど、いつでもどこでも、って関係になり
紅丹丸は、完全に三国が好きなんですが、三国は「恋愛感情でたら契約終了」って
ある日、紅丹丸が思わず「好きだ」ってつぶやいて
それを三国が聞いて、契約終了
三国は、人への関心が、「絵のモチーフ」って時だけ、って悪癖があり
それを自覚してるので、恋愛しない、って決めてたのね
★
紅丹丸は追い出されますが、離れても三国が恋しく
三国も、紅丹丸がいないと調子がでなくて
紅丹丸が、初めて三国と会ったカフェに行くと、そこで三国と再会
ってことで、紅丹丸はあきらめずに再びトライ
三国も、いつ気が変わるかわからないぞ、って言いながらも受け入れることに
★
書き下ろしは、二つのカップル出演
紅丹丸の獣性をみた浅葱が、九頭に対して、俺は紳士すぎた、って
九頭君、いまだキスまでですからね~
で三国は、紅丹丸の絵は未完成のままに
完成しないかぎり、紅丹丸への関心は消えないから・・?
★
って感じの1冊でした
おすすめ(^^)
★
☆
☆
読んで下さって、ありがとうございます(^0^)
この記事が、読みたい本のヒントになったよ~、とポチして下さるとうれしいです。
本ブログは、読了後のプロモーションが含まれています。
[著]黒岩チハヤ